こんにちは。
2015/8/3に青色申告会で開催された、マイナンバー説明会に参加してきました。
説明者は税務官の方だったんですが、彼らもこれから詳しいガイダンスを受けるとのこと。
現時点でわかっていること、想定されることを話してくれました。
大事な順に、5つのポイントにまとめました。
1. かならず通知カードを受け取りましょう!
2015年10月から郵送開始だそうです。住民票のある市区町村から、日本に住んでいる人全員に届きます。
こういうのが届くそうです。
通知カードが受け取れない場合は、役所に行くとマイナンバーを教えてもらうことができるかもしれません。
たとえば住民票と違う住所に住んでいる方、10月初旬に引っ越しされる方は要注意です。お住まいの市区町村に問い合わせてみるといいと思います。
2. マイナンバー通知カードは、捨てずにとっておきましょう!
今後は勤め先からあなたのマイナンバーを聞かれることがあると思います。
マイナンバーがわからないと、勤め先が税の手続きなどをすることができず、あなたのお給料の支払いに支障が出るかもしれません。
受け取ったマイナンバー通知カードは、捨てずにとっておきましょう。またはマイナンバーを記憶しておきましょう。12桁の数字で、生涯同じものが使われるそうです。
3. 利用目的が明確にされない場合や、利用目的が下記3種類から外れる場合は、マイナンバーを提示しないようにしましょう!
2016年1月からは、社会保障・税・災害対策に関する手続きにマイナンバーの記載が必要になります。
必要になる時期は一番早くて2015年12月あたり、扶養控除の申請手続きなどです。
社会保障・税・災害対策
の3つにのみ、マイナンバーは使われます。
なので、これ以外の使い道になりそうな場合は、マイナンバーを提示しないようにしたほうがいいです。
マイナンバーを伝える相手は、ここ半年くらいはおそらく
○勤め先
○市区町村
○税務署
○年金事務所
がほとんどではないかと思います。
逆に、他の誰かからマイナンバーを聞かれたときは、ちょっと立ち止まって、市区町村に相談したほうがいいです。
たとえば
×銀行
×証券会社
(ただし特定口座を使っている方は来年からマイナンバーの提示が求められるようになります)
×レンタル屋さんなどのカードを作るとき
×「マイナンバー占い」
(マイナンバーを入力すると、番号を盗まれます)
×離れて暮らす家族
という感じです。
4. 個人番号カードを作ると、認証作業が便利になります!
マイナンバー通知カードを郵便で受け取ると、同封の中に、個人番号カードの作り方が書かれているそうです。
個人番号カードは作っても作らなくてもいいのですが、作ると2つメリットがあって、
・マイナンバー提示時の本人確認が、これ一枚で済む
・e-Taxなどの公的認証がこのカードでできるようになる。従来の公的認証カードと異なりカード作成/更新 手数料が無料になる
そうです。
個人番号カードはこんな感じです。顔写真が必要になるみたいですね。
5. 法人のマイナンバーは公開されます!
個人のマイナンバーは非公開ですが、法人のマイナンバーは誰でも見られるようになるそうです。
国税庁のホームページで公開される予定だそうです。
まだあまり使う場面をイメージできませんが、
たとえば初めて聞く会社名のビジネスマンと接点を持ったときに、
「この会社はどんな会社なんだろう。本当に存在する会社なのかな? 住所は本当にここなのかな?」
と思ったときに、従来は法人登記で確認していたのが、これからはマイナンバー検索で楽に見られるようになる。
ということだそうです。
(このあたりで、何かアプリでサービスを作れるかも…。)
以上です。
もっと詳しく知りたい方は、「マイナンバー」で検索、または
マイナンバーのコールセンター 0570-20-0178 (受付時間は 平日9:30-17:30)
へどうぞ。
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